徳田義宗
火付盗賊改長官となった信行は、義宗やりんとともに江都の平和を守るため忙しい日々を送っていた。
信行達は大風邪や大火事で大変な目にあった江都の町民達のため、墨田川花火大会を企画する。
そんなある日、花火職人「賀儀屋」に盗賊が押し入るという情報がもたらされ…

徳河宗春
終張藩主徳河友嗣の謀叛より数ヶ月。宗春は新藩主として剣術指南役の信行とともに、流出した秘宝を
追っていた。そんな折、宗春の秘宝「物干竿」が不調をきたす。
宗春の長年の相棒である物干竿を直すため、信行と仲間達は手を尽くすが…?

三衣珠樹
現代に戻った信行と珠樹はラブラブな毎日を送っていた。血は繋がらないとはいえ兄妹である二人が
イチャイチャできるのは、入れ替わっていた「伸幸」と「環」が「そういう関係」を作って
くれていたからだ。いったい伸幸と環の二人はどんなことをしていたのだろう…?

りん
御庭番であるりんと相棒の信行は、義宗から新たな任務を言い渡される。川遊びをしている女子供
が痴漢の被害に遭う「河童の尻子玉事件」の解決。だが、実はりんは泳げなかった。
お役目のため、信行に水泳の特訓をお願いするりん。はたしてりんは泳げるようになるのだろうか。

徳河光國
「かみかくし」と呼ばれた拐かし事件が解決して半月。江都での生活には慣れたが、時々現代の
食事が懐かしくなる信行。「らーめんが食べたい!」という珠樹の執念によりレシピが完成。
町の蕎麦屋で試験的に売り出したところ、大ヒットとなる。そこに現れた銀の髪の少女もらーめんを
いたく気に入る。「おみつ」と名乗る少女との、不思議な物語が始まる。